~小正月~
お正月に忙しく働いた女性が一息ついて里帰りするのが小正月で「女正月」とも言われます。多くの地域で「どんと焼き」が行われます。やぐらを組んでお正月飾りや書初めを燃やし、立ち上る炎と共に年神様をお返しします。火が高く上るほど書道が上達するといわれます。またその火でするめなどを焼いて食し、無病息災を願います。前回ご紹介した人日の節句では七草粥を食しますが、小正月には小豆粥を食べます。こちらも家族の無病息災を願っての習慣だそうです。
アーカイブ
今日は人日の節句です。
五節句のひとつです。元日からこの日までを「松の内」と呼び、年神様が滞在する期間とされています。お正月飾りはこの日に片付けます。また、遅れた年賀状もこの日を境に「寒中見舞い」になります。
そして、七草粥を食べて無病息災を祈ります。七草とはセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロです。お正月料理で疲れた胃をねぎらう効果もあります。さぁ、年神様への感謝の気持ちとともにお正月飾りの片付けに取り掛かりましょう。
☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆
日本の歳時にご興味がある方はこちらのコースにご参加を。
「今こそ学びたい日本の雅と伝統」
旬を味わい、日本の四季を楽しみ、先人たちの知恵に感謝する。
食欲の秋です。新米、栗、秋刀魚、ブドウ、秋鮭、梨、リンゴ、きのこ・・・挙げたらキリがありませんね。
先日、時々お世話になる和食のお店での食事会に参加してきました。
きのこづくしのフルコースにホタテや海老などの海鮮。最後は松茸ご飯。
旬のものを食べると体が喜ぶといいます。
旬のものはその時が一番栄養価が高く、そしてその時期に人間の体が欲しているものを含んでいるそうです。
四季のある日本では昔から旬を大切にし、冬に備え保存をし、発酵させ栄養価を高めるなど知恵を働かせ、それぞれの地域に根ざした食文化を育んで来ました。
私は歴史小説も好んで読みます。テレビドラマでも有名な池波正太郎の「鬼平犯科帳」。この小説には江戸を舞台にした市井の人々が愛した様々な食についても記述されていて、その豊かさに驚かされませます。
更に日本には行事食と呼ばれる、季節の行事の際に食べると良いとされるものがあります。
お正月のお節料理、雛祭りの甘酒、五月の節句の柏餅などなど。
それぞれに意味があり、願いがあり、理由がありますから、それらをきちんと理解して、伝え続けてきてくれた先人たちに感謝をしながら戴きたいものです。
日本の季節の楽しみ方を皆さまにお伝えするためのクラスをご用意しております。
日本人としてまず大人が学び、そして次の世代へ伝えていきましょう。
☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆
日本の豊かな文化、美しい和の心を広げ、残す活動にご協力下さい。
学校や職場へも出張致します。
お気軽にメールにてお声掛け下さい。
イベント出店をしてきました。
こちらで告知しましたイベントを無事、終えてきました。
11時のオープンから16時のクローズまでず~っと診断ご希望のお客さまが絶えることなく、本当にありがたいことでした。たくさんの方が似合う色について高い感心を持たれていることを改めて感じました。
まずはお越し頂いた皆さま、ご一緒させて頂いたメンバーの皆さま、会場を貸してくださったベアさま、協賛してくださった皆さま全てにお礼申し上げます。
なぜ、英会話の先生がフィニッシング?という疑問を持たれる方もいらっしゃるでしょう。
その答えは「講師という人前に立つ仕事柄、何を着てどう振舞うのかはとても大切なことでした。それらを学んでいるうちにそれぞれのインストラクターの資格を取り、こうして皆さまにご紹介できるようになりました。」です。
講師以外にも営業や接客業など多くの人と関わるお仕事の方、ビジネスだけでなくプライベートでも自分に自信を付けて人間関係を楽にしたい方など、幅広く活用できるフィニッシング。ご興味のあるコース1つからでも受講できます。トータルなら直良し!
具体的に何をするのか、どこから始めていいのかなど様々な疑問にお応えする無料カウンセリングは予約制です。どうぞお気軽にお問い合わせ下さいませ。
☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆
講義中や外出中は電話にでられません。ご不便をお掛け致しますがこちらのお問い合わせフォームをご利用下さい。
ゆかたのお手入れと収納。
お盆が過ぎてそろそろ夏も終わりだな~といった気分ですね。
最近は和装が若い方の中にも「着たい」という方が増え、それに伴い夏に浴衣を着る女性が増えました。
そこで今回は着終わった浴衣のお手入れについてご紹介します。
基本的には自宅で洗濯が可能です。
綿紅梅、綿絽、絞り、本藍染など高級品はクリーニングが安全です。
シミを処理してから浴衣を畳んで洗濯ネットに入れます。洗濯機の手洗いコースで洗ったあと、脱水は軽めに。濡れた状態で、できれば着物ハンガー、無ければ物干し竿に袖を通して、浴衣を広げて干します。そうするとシワがあまり付かない状態で乾かすことができます。日向干しは色落ちの原因になりますので日陰干しで。
乾いたらアイロンをかけますが、素材によっては当て布をしたりなど気をつけることがありますので取り扱い法を確認してからにします。アイロンの蒸気が十分に乾いて、熱が冷めてからきちんと畳み、畳紙に入れて片付けます。
「今年もありがとう。来年もよろしくね。」と感謝を込めて箪笥の引き出しに納めましょう。
きちんとした浴衣で、流行のない柄、年齢を選ばない柄であれば、丁寧な扱いで10年近くは毎年着ることができます。(最もその前に飽きてしまうことが多いのですが。)
☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆
今年最後の浴衣イベントに、貸し切り列車で日本海に沈む夕日を見ながら美味しいお酒と食事を堪能しませんか?