旬を味わい、日本の四季を楽しみ、先人たちの知恵に感謝する。

食欲の秋です。新米、栗、秋刀魚、ブドウ、秋鮭、梨、リンゴ、きのこ・・・挙げたらキリがありませんね。
先日、時々お世話になる和食のお店での食事会に参加してきました。

きのこづくしのフルコースにホタテや海老などの海鮮。最後は松茸ご飯。
旬のものを食べると体が喜ぶといいます。
旬のものはその時が一番栄養価が高く、そしてその時期に人間の体が欲しているものを含んでいるそうです。
四季のある日本では昔から旬を大切にし、冬に備え保存をし、発酵させ栄養価を高めるなど知恵を働かせ、それぞれの地域に根ざした食文化を育んで来ました。

私は歴史小説も好んで読みます。テレビドラマでも有名な池波正太郎の「鬼平犯科帳」。この小説には江戸を舞台にした市井の人々が愛した様々な食についても記述されていて、その豊かさに驚かされませます。

更に日本には行事食と呼ばれる、季節の行事の際に食べると良いとされるものがあります。
お正月のお節料理、雛祭りの甘酒、五月の節句の柏餅などなど。
それぞれに意味があり、願いがあり、理由がありますから、それらをきちんと理解して、伝え続けてきてくれた先人たちに感謝をしながら戴きたいものです。

日本の季節の楽しみ方を皆さまにお伝えするためのクラスをご用意しております。
日本人としてまず大人が学び、そして次の世代へ伝えていきましょう。

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