お盆が過ぎてそろそろ夏も終わりだな~といった気分ですね。
最近は和装が若い方の中にも「着たい」という方が増え、それに伴い夏に浴衣を着る女性が増えました。
そこで今回は着終わった浴衣のお手入れについてご紹介します。
基本的には自宅で洗濯が可能です。
綿紅梅、綿絽、絞り、本藍染など高級品はクリーニングが安全です。
シミを処理してから浴衣を畳んで洗濯ネットに入れます。洗濯機の手洗いコースで洗ったあと、脱水は軽めに。濡れた状態で、できれば着物ハンガー、無ければ物干し竿に袖を通して、浴衣を広げて干します。そうするとシワがあまり付かない状態で乾かすことができます。日向干しは色落ちの原因になりますので日陰干しで。
乾いたらアイロンをかけますが、素材によっては当て布をしたりなど気をつけることがありますので取り扱い法を確認してからにします。アイロンの蒸気が十分に乾いて、熱が冷めてからきちんと畳み、畳紙に入れて片付けます。
「今年もありがとう。来年もよろしくね。」と感謝を込めて箪笥の引き出しに納めましょう。
きちんとした浴衣で、流行のない柄、年齢を選ばない柄であれば、丁寧な扱いで10年近くは毎年着ることができます。(最もその前に飽きてしまうことが多いのですが。)
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今年最後の浴衣イベントに、貸し切り列車で日本海に沈む夕日を見ながら美味しいお酒と食事を堪能しませんか?