水無月。

6月は水無月とも言います。ですが今日はその水無月ではなく好物のお菓子についてです。
私は毎年この季節を楽しみにしている理由があります。
それがこの「水無月」です。
写真の栞にも記されている通り、このお菓子は6月の「夏越の大祓(なごしのおおはらへ)」に合わせて作られ、この時期にしか食べることができません。白いういろうと小豆の爽やかな甘さは初夏にピッタリです。

夏越の大祓とは6月30日に、過ぎた半年の厄や災いを祓い、無事を感謝すると共に、残る半年の無病息災、健康を祈り、神社にお参りをする慣わしを言います。日常知らず知らずの内に犯し、身に付いた罪・けがれ・災いを「人形・ひとがた」に託して、茅の輪をくぐり、心身を清める神事です。
夏の暑さに向かい、心身が疲れたり、気力が衰えるなどして、陰暦の六月は悪疫、病気の流行期とされ、健康保持のため、罪、穢れを祓う「茅の輪神事」は行われてきました。夏の名を越えて災いを祓う、また、災いなどの邪神を祓い「なごめる」というところから夏越の大祓と言われているそうです。

水無月を食べると梅雨の始まりや、1年がもう半分過ぎたことの驚きや焦り(笑)や、新潟では有名な「蒲原祭り」が近づき、いよいよ夏だなぁ、などと季節の移り変わりを実感します。

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日本の四季を大切にする暮らしについて学びませんか。
詳しくはこちら

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テレビに教えられるとは・・・。

私はあまりテレビを見る方ではありませんが、最近たまたま見たドラマで「ほぅ・・・。」と思うことがありました。

ひとつは大評判だった「あさが来た」のスピンオフ。
本編の放送をずっと楽しく見ておりましたので、こちらの放送も録画をしておいてようやく先日見ました。
亀助が妻のふゆとの結婚をふゆの怖~い父親に認めてもらおうと努力するのですが、そのために気風の良い踊りのお師匠さんと想定問答を練習するというシーンがありました。
許しを得ないまま結婚したことなどなどいつもいつも「すんまへん」ばかり言う亀助に、お師匠さんが「『すんまへん』でなく『おおきに』の方が気持ちが伝わるのでは?『すんまへん』より『おおきに』と言われたほうが嬉しいでしょ。」といったような台詞がありました。
なるほど!
「おおきに」「ありがとう」は本当にマジックフレーズ。言われて気分の悪くなる人はそういないでしょう。改めてこれからも感謝の気持ちとともに「おおきに」を大切に伝えていこうと思いました。

もうひとつは、こちらもNHK朝のドラマですがBSで再放放送中の「てるてる家族」。
良いことはもちろん、困難もすべて前向きにとらえる浅野ゆう子さん演じるお母さんが、グズグズ一歩を踏み出せないお父さんにこう言いました。
「生きる時間は『今』と『未来』しかないの。『未来』は見るものかもしれないがそれは『今』見るのものではない。『今』は『未来』に向かって動くものなの!」
なるほど!
今から未来を「見ている」だけでは何も変わりません。今は「見る」時ではなく、見据えた未来に向かって「動く」時だということ。そうそう!グズグズせずに「まず行動!」と気合を入れなおしました。

時にはテレビドラマに良い気づきをもらうこともあると、気づいたこの数日でした。

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投稿日: 2016年6月1日 カテゴリー: BLOG

きれい&健康になれる話を聞いて、安心安全なお味噌を手作りして、美味しい食事でワイワイ楽しむ会を開催します。

新潟市の新しい注目スポット、ピア万代「ピアTerrace」。
オープンしたてのこの施設を早速貸し切ってイベントをします。

テラスは港側が全面窓で明るく、開放的で、港の景色が新潟らしさを演出しています。
施設はシンプルで清潔。設備はおしゃれです。

第1部は、津川の「山崎糀屋」女将による味噌作りワークショップ。
材料にこだわった安心安全なお味噌を手作りします。
でも一番のお勧めはこの女将の美の秘訣を聞くこと。
あなたも実年齢を聞いたらビックリします!
お肌ツヤツヤ、イキイキの秘密を聞くのは、お味噌以上の(?)価値があります。

第2部はピア万代で調達した新鮮な素材を使った食事会です。
もちろん各自でお好きなものを買うのもアリです。
今の季節は夏野菜の走りや、岩牡蠣も美味しい季節ですし、越後豚や村上牛だってそろいます。
お惣菜や浜焼きも豊富ですので、冷えたビールと一緒にいかがでしょうか。

詳しくはぜひ、こちらをご覧下さい。

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ピアTerrace と山崎糀屋の女将さんです。

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Happy Wedding ♪

先日、当校でマナークラスを受講された方から嬉しいメッセージをいただきました。
入籍をされ、そのお祝いに私が贈った特別なスパークリングワインを開けておいしく飲んでいますという内容でした。

その方とはもう10年以上前に英会話コースに受講いただいたことでお知り合いになったのですが、しばらくお会いしていませんでした。そしてある日、「マナーを教えてください!」とメールが届きました。
お話を伺うと、ご結婚が決まり、これから両家にご挨拶やら、食事会やら、もちろん結婚式、そしてその後のお互いの親戚や職場関係、ご近所などとのお付き合いが始まる中で、マナーや立ち居振る舞いに不安を感じたとのことでした。

気心知れた方とのレッスン、しかも幸せオーラいっぱいの様子に私も本当に楽しいひと時を過ごすことができました。コース終了時にはすっかり自信を付けて、「これで安心です!」と笑顔でお帰りになりました。

当校のマナークラスにはこのように、ご結婚を控えた女性の方がよくお越しになります。
何事も最初が肝心です。先方のご両親にご挨拶に行く前にきちんとマナーや立ち居振る舞いを学んでおきましょう。結婚はゴールではなくスタートです。今までとは違う世界が広がりその中で新しい人間関係が始まります。そのときにきちんと振舞えるようにしておけば第一印象もバッチリです。

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マナークラスでは立ち居振る舞いのほか、食事マナーやきれいに見えるしぐさなども学べます。
また、日本の常識「歳時」や「きもの」について学ぶコースで大和撫子を目指しましょう。

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投稿日: 2016年5月18日 カテゴリー: マナー

立夏。

今年の立夏は5月5日でした。
穀雨(今年は4月20日)から数えて15日目ころ。八十八夜(今年は5月1日)の3、4日後。春分と夏至のちょうど中間にあたります。

暦の上では夏が始まり、二十四節気では立夏から小満→芒種→夏至→小暑→大暑が「夏の期間」となり、立秋の前日までが夏季になります。

立夏の前の18日間を「春の土用」といいます。18日間の土用の、最初の日が「土用の入り」で、今年は4月16日でした。そして春土用の最後の日が春と夏を分ける「節分」となります。土用というのは季節の変わり目の期間を表わします。

立夏は、「夏も近付く八十八夜」と、歌にもある通りに、夏が本格的に始まるその少し前、「もうすぐ夏がやってくる」という気配を感じられる頃を指します。

また、立夏は田植えや種まきが始まる時期と言えます。田んぼに水が引かれると、蛙の鳴き声も聞こえるようになり梅雨もそろそろかなぁ、などと感じることもあります。

夏といっても、本格的な夏はまだまだ先。日差しが強くなり気温が高くなる日もありますが、基本的には暑くもなく寒くもなく、湿度が低く風もさわやか。とても過ごしやすく、レジャーやお出掛けに最適の季節です。

天気が安定し過ごしやすい日が続くので、梅雨が始まる前に夏の準備や衣替えなどをするにも最適です。

一方で紫外線量が1番多い季節とも言われます。外のレジャーの際には念入りに日焼け対策をしましょう。

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日々の暮らしを豊かに彩る日本の歳時について学びませんか。
詳しくは「日本の歳時コース」をご覧下さい。

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投稿日: 2016年5月10日 カテゴリー: マナー