穀雨。

今日は二十四節気のひとつ「穀雨」です。
以前ご紹介した「清明」から数えてだいたい15日目頃になります。

清明からこの穀雨にかけて雪が雨になり、穀雨を過ぎる頃にはみぞれ交じりの冷たい雨ではなく、優しい春の雨になります。お天気も安定して、日差しも強くなってきます。

「百穀春雨」と言う言葉をご存知ですか。この頃の雨は百穀を潤し作物を芽吹かせ豊作をもたらすとされ、このように呼ばれています。種まきに良い季節とされ、穀雨を目安に農作業の準備に入ります。
梅雨の雨や冬の雨とも違う、春の穏やかな雨の季節が終わる頃、十五夜を迎えます。

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先日、電車を貸し切って、きものイベントを開催しました。こんなにたくさんの皆さんと、美味しいお酒と食事をお供に上越高田まで行ってきました。

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投稿日: 2016年4月20日 カテゴリー: BLOG

お花見。

今年のお花見は楽しまれましたか?
私はお天気に恵まれた週末に行ってきました。

お花見と言ってもまずは桜ではなく、カタクリなど山野草から。
角田山に登り、登山道の可憐な花々を鑑賞しました。
山頂には桜の木がありますが、やはり里の桜より開花は遅く、まだ蕾でした。
今月末からゴールデンウィーク辺りが見頃かもしれません。

下山後は上堰潟公園へ。
こちらの公園は桜と菜の花の競演が見られるスポットととして人気です。
今年も綺麗なコントラストを見ることができ満足♪満足♪。
最後は定番の鳥屋野潟公園で今年のお花見を締めくくりました。

桜を始めとする春の花の魅力は不思議ですね。
なぜこんなにも心が引き付けられるのでしょう。
桜を見ていてふと思ったのですが、ずっと力を蓄えて、冬を乗り越えて、全てのエネルギーを花に変えて一斉に開花する姿。見事なまでに咲き誇り、でもそれはほんの一瞬のことであまりにもはかない。そんな姿が魅力なのかしら、と。
散ってしまうのはとても惜しい気がしますが、「また来年ね」と声を掛け、次のお花見にはもっと「なりたい自分」に近づいているようにまた1年頑張ろうと思うのであります。

泣きなさい 笑いなさい
いつの日か いつの日か
花を咲かそうよ

ですね。
さぁ、私たちも大きな花を咲かせましょう!

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可憐なカタクリと華やかな桜と菜の花の競演です。

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投稿日: 2016年4月13日 カテゴリー: BLOG

清浄明潔なる日。

今日は二十四節気の清明です。
清らかな雪解け水、清清しい空気、キラキラ輝く新しい命の芽吹き・・・この季節は春の喜びに溢れます。
そんな清く明るい様子を表す「清明」。桜も見頃となり、気持ちよく出掛けられる嬉しい時期ですね。

重いニットやウールは片付けて、シャキッと綿や麻の服で出掛けましょう。
今年の春夏は健康的な肌の露出、引き続きのマリンに加えアウトドアなスタイルやスニーカーがトレンド。特に人気の白のスニーカーはとっても軽やかでどんなテイストにもマッチしますので一押しアイテムです。

「清浄明潔」を表わす清明に、ファッションも気持ちも清清しく春を楽しみましょう。

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二十四節気など日本の伝統の歳時や暮らしのマナーについて学びませんか。
「何となく必要かな~と思って始めたけどこれは受講して本当に良かった!」との声が1番多い評判のクラスです。

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さぁ、仕切り直しの4月です。

2016年が始まって早いもので3ヶ月が過ぎました。
新年に立てた誓いはそのまま継続していますか?
その努力は続いていますか?

「ハイ♪」という方は少しずつその成果が現れる頃ではないでしょうか。
春になって明るく暖かい日差しの下で一層頑張ろうという気持ちになります。

さて、「あの時の誓いはどこに…?」という方は、せっかく新年に夢見た自分の姿にちっとも近づけずちょっと残念な思いをされているのでは?
でも、大丈夫です。
4月は「新年度」の始まり。新年のように気持ちを切り替えてまた始めれば良いのです。

何と言っても寒い真冬の新年よりも、今の方が動きやすく活動的になります。
早起きをして勉強をすると誓った人も、ダイエットのために運動を誓った人もこれからは気持ちよく動けます。

ここで決断して行動に起こさなければ、2016年の年末にあなたはきっととてもガッカリするでしょう。9ヵ月後にどんな気持ちでいたいですか。
なりたい自分になっている姿を想像をしてワクワクしましょう。
そうすれば早起きも勉強も運動も仕事も楽しくなります。
さぁ、仕切り直しの4月です。
今すぐ動き出しましょう!

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桜の開花もカウントダウン。
楽しみですね♪

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投稿日: 2016年4月1日 カテゴリー: BLOG

イースターもすいぶん定着してきました。

今回は日本の歳時ではなく、海外発の歳時についてです。クリスマス、バレンタインデー、ハロウィン・・・海外のイベントが商業ベースに乗って日本でもすっかり定着しました。そして次は、イースターが着々と市場を広げてきています。国内の2大テーマパーク、ディズニーリゾート、ユニーバーサルスタジオジャパンでもイースターをテーマにしたイベントを打ち出しています。ケーキショップやレストランなどでもイースターにちなんだ商品やメニューを提供するところも。でもイースターについてちゃんとわかって皆さん楽しんでいらっしゃるのかしら?ということで、少しイースターについて書きたいと思います。

イースターはそもそもキリスト教のイベントです。
日にちは毎年変わります。何で決まるのかというと、春分の後の1番最初の満月の後の最初の日曜日ということで決定されます。今年は3月27日です。

キリスト教では、キリストは金曜日に処刑されます。これをGood Fridayと呼びます。処刑されたのになぜGoodなのかと言うと諸説あるようです。ひとつにはGod’sが元と言われています。
処刑されたキリストは3日後の日曜日に復活します。これがEaster Sundayです。このキリストの復活をお祝いするのがイースターです。ですのでイースターを日本語では復活祭とも呼びます。

また、イースターはキリストのこの逸話にからめて、死=冬、復活=春、の意味も持ちます。
動物が眠り、植物が枯れ、日差しも弱く暗い死の季節、冬。眠っていた動物たちが目覚め、植物が芽吹き新しい命が生まれる春。これをキリストの死と復活に関係付けさせているのです。ですからイースターは死の季節、冬の終わりと命が生まれ変わる春の訪れも意味します。暗い冬が終わり、暖かな春の訪れは嬉しいものです。キリストの復活の喜びと共に、嬉しい春の訪れをお祝いするのがイースターです。
そして、その新しい命を象徴するのが、イースターのキャラクター、うさぎ(イースターバニー)、ひよこ、卵です。

イースターバニーもひよこもカラフルな卵も可愛いキャラクターです。このキリスト教のイベントであるイースターも日本で大きなマーケットになることでしょう。ビジネスベースに乗る前に(踊らされる前に?)本来のイースターについて理解しておくとその楽しみ方も倍増するというものです。

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ウィルハウスのレッスン教室も27日まではイースター仕様です。
教室で春を感じて元気になると皆さまにご好評をいただいております。

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投稿日: 2016年3月24日 カテゴリー: マナー