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お中元の準備をそろそろ始めましょうか。

月が変わり6月になりました。
夏を前に暑い日が続いていますが、マナーを語る上で夏と言えば「お中元」です。
お中元マナーは大丈夫?

まず、時期ですが新潟の場合は関東に合わせて7月上旬になります。
ちなみに関西は8月のお盆の頃までとなります。
年々デパートなどのお中元商戦が早まり、少し前のめり気味に感じます。
煽りに乗せられず、適切な時期に贈りましょう。

正式には一軒一軒直接お届けするものです。
そもそもお中元は日頃のお礼の気持ちを表すものですから当然のことと思いますが、最近は郵送で済ませることが一般的です。郵送の場合は到着の日にち指定、必要があれば時間指定を忘れずに。
特に生ものの場合は受け取りが遅れると腐敗してしまいます。
受け取る側の手間も考えて、いつ届くのかを業者に指定して、先方にもその日(時間)を電話で伝えます。

受け取った方は丁寧に葉書、または簡単に電話でお礼を伝えます。最近はメールも有りのようですがかなり砕けた印象ですね。
礼状には、季節の挨拶→先方の安否→こちらは元気→日頃のお礼→品のお礼→先方の健康、幸せ、活躍などを願う言葉、と綴れば十分です。

品選びは先方の家族構成、好み、健康状態に合わせます。
特に食事制限やアレルギーには配慮を。
年配の方には高級梅干、お子様がいる家庭にはジュース、共働きの家庭にはレトルトのお惣菜セット、大家族には洗剤なども喜ばれます。いずれも日持ちがするものです。
最近特に人気なのは、やはり季節限定、地域限定といった今ここでしか手に入らないものです。
新潟は枝豆、地ビール、日本酒、鮭、米菓などが人気のようです。

日頃の感謝を込めて、先方のことを第一に考えて、いろいろと選びたいものです。
少し早いかもしれませんが、ゆっくり少しずつ考えて準備をしていきましょう。

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投稿日: 2014年6月3日 カテゴリー: マナー

5月は体調を崩す方が多いそうです。お見舞いマナーをチェック!

ポカポカとした日差しと青空が広がる穏やかな天気、眩しい新緑、色とりどりの花・・・5月は春を満喫するには最高の月です。にもかかわらず、5月に体調や心の状態を悪化させる人が多いのだそうです。緊張の新年度の始まりから1ヶ月、ゴールデンウィークを経て、その緊張の糸が切れてしまうのでしょうか。ちょうど疲れが出る時期なのかもしれませんね。そのように体調を崩して入院をしてしまった方の所へお見舞いに伺う際のマナーをチェックしておきましょう。

お見舞いに行く前に本人と連絡が取れれば行く旨を伝えられますが、本人と連絡が取れない場合は家族に会える状態なのか、お見舞いに行っても構わないのか、食事や行動の制限は無いかなど確認をしましょう。
状態が良くても会いたくないという場合もあるかもしれません。本人の意志の確認はした方が良いでしょう。
また、入院直後や手術直後は状態が不安定な場合が多いので避けましょう。

お見舞いの際は大勢で押しかけない、小さな子供を同伴しないのは常識です。
服装も派手なものや露出の大きなもの、きつい香水はNGです。
入室するときは同室の人がいる場合は軽く挨拶をします。
大きな声で話さない、長居はしない、病状についてしつこく尋ねない、病気についての聞きかじった情報などを話さないは当然です。

「顔色がとても良いですね」「しっかりと治して下さいね」「復帰されるのを皆待っています」という言葉掛けはOK。逆に「顔色余り良くないですね」「さぞお辛いでしょう」「お痩せになりましたね」といったマイナスの言葉、頑張って病気と闘っているのに「頑張って下さい」、「絶対に良くなりますよ」という根拠のない無責任な発言、「お留守の間も仕事は問題なく進んでいますから大丈夫ですのでゆっくり休んで下さい」といった張り合いを失わせるような言葉はマナー違反です。

お花は切花ならちょっとした花瓶も一緒に持っていくと、先方が花瓶を探す手間が省けます。もしくは花瓶の要らないアレンジメントが良いでしょう。鉢植えはNGです。
血を連想させる赤い花、香りの強い百合、首が落ちる椿、葬儀に使う白菊、死や苦の付くシクラメンは嫌われます。
最近はお花ではなく現金を持っていく場合も多いようです。その場合は熨斗の付いていない袋を使います。
食べ物は制限が無いことを確認してから持って行きます。
手が使えないとかうつ伏せで横になっているなど行動に制限が有る場合は別ですが、雑誌や本、CD、DVDなども喜ばれます。

元気そうに見えても、人と会うのは病気の人にとってはかなりの負担です。「お疲れになるといけませんから今日はこれで失礼します」と言って早めに切り上げて、同室の人にも「お騒がせしました。」とひと言声を掛けて退室しましょう。

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投稿日: 2014年5月8日 カテゴリー: マナー

歓迎会シーズンなので、飲み会マナーをもう一度チェックしましょう

職場では新入社員や転勤・転属で新しい顔が加わり、ご近所では引越しをされていらした方、サークルでも春から新しいことを始めましたと、新しいメンバーが増える季節です。
それに伴って、あちらこちらで歓迎会ラッシュとなっています。
ここで、飲み会マナーをもう一度確認をしておきましょう。

席次は入り口から遠い奥の席、長テーブルなら奥の中央が上座なので主賓が座り、幹事は出入り口の近くで動き易いように下座に座ります。
正式な和食での乾杯は日本酒なのですが、カジュアルな居酒屋ではビールが一般的でしょう。お酒を飲めない人も乾杯はお酒でするのが礼儀とされていますが、最近は気にしない傾向ですね。
乾杯をして口を付けずにグラスをテーブルに置くのはNGです。
お座敷の場合は乾杯が終わるまで正座で、乾杯の後は足を崩して構いません。もっとも、居酒屋では男性は初めから胡坐の方が多いようです。

お絞りはお手拭なので、テーブルを拭かないように。台拭きを借りるか懐紙などで拭きます。
お刺身のように鮮度が命のもの、熱々のものは出されたら早めに食べるほうが美味しく戴けます。
ビールの注ぎ足しは、人によっては味が落ちるのでグラスが空くまでして欲しくない人もいます。ひと言聞いてから注ぎ足す方が良いでしょう。
グラスは基本的に片手で持ちますが、日本酒のおちょこの場合女性は両手で持ったほうがきれいです。
自己紹介タイムは大切です。1分~1分半にまとめて。名前の他ちょっとしたエピソードを自己開示すると親近感や好感を持ってもらえます。

出会いは最初が肝心ですから、お酒の席の無礼講などと言わず、楽しく、でもきちんと自己アピールできるように準備をしておくのも一計です。

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投稿日: 2014年4月10日 カテゴリー: マナー

着物を着て、和のたしなみや新潟の食や文化に触れる機会を持ちませんか

ウィルハウスの提供するレッスンは4つの核が明示されています。そのひとつに「ウォーキング」があります。 実はこのウォーキングには靴を履いてのウォーキングだけでなく、和服に草履や下駄を履いてのウォーキングも含まれます。 さらに、ウォーキングの基礎となる正しい姿勢は「洋」の所作やマナーだけでなく「和」の所作やマナーにももちろん通じます。

ウィルハウスではなるべく多くの方に和服を着ていただきたいと考えております。
常々受講生様には和服の良さをお話しして、お友達の結婚披露宴やちょっとしたパーティー、子供の入学卒業などにできるだけ和装で参加されるようにお勧めをしています。
和装には「格」があり、それを難しく考える方も少なくはありませんが、その「格」を考えながらコーディネートをするのも楽しいものです。着物は合わせる帯だけでなく、帯締めや帯揚げといった小物でもそのイメージを大きく変えます。どれがいいのか色々と合わせる作業はとても楽しいです。格、季節感、柄、小物・・・まさにTPOに合わせて様々に変化を楽しめるのが和装です。

この秋、ウィルハウスは同じ志を持つ仲間と新しい企画を立ち上げます。
和服の良さを見直し、たくさん着て頂くこと。着物を着るとおしゃれな場所にお出掛けしたくなります。そういう場所を提供すること。そこでは新潟の食材を生かした伝統的な地元料理を堪能して頂いたり、新潟の文化に触れて頂いたり。
大人の皆さんの知的好奇心をくすぐる素敵な企画をたくさんご用意しております。詳細はもうすぐ発表!
お一人でも多くの方にご参加頂き、人やものとの新しい出会い、新潟の良さの再発見を楽しんで頂けるよう精一杯勤めていく所存です。
請うご期待!
新潟和学


自己紹介~今更ですが「ウィルハウスって何?」「胡散臭い?」にお答えします。

フィニッシングスクール WILL HOUSE (ウィルハウス)と申します。

所在地は新潟市東区になります。

古くて小さな教室ですが、お掃除をして、教室をいつも季節に合わせたインテリアで飾り、美味しいドリンクをご用意してお待ちしております。

駐車場も完備しております。ご近所の飼い猫コナン君が気が向くと駐車場の管理をしてくれます。駐車場の真ん中に寝ているときは、車が入ってきてもなかなかどいてくれません。時々、車の下に居ますので気を付けて下さい。

講師は主宰でもある私、Michi(ミチ)がひとり。
レッスンは完全予約制でレッスン以外の時間、Michiは出張レッスンや打ち合わせなどに出掛けるため、教室は留守になります。外出中やレッスン中は教室の電話にも出られません。「いつも留守だね」と言われます。「何をしているのか不明」な印象の理由。猛反省です。

スクール名は「WILL」の持つ意味、意志・未来に願いを込めて付けた名前です。訪れる皆さんが、志を持って輝く未来を手に入れることが出来るようにお手伝いをするのが当校の役目。「HOUSE」はマナーハウスを掛けていると同時に、皆さんの「家」として安らげる空間、集う空間にして頂きたい想い(WILL)も込めています。

「フィニッシング」とは英語のfinish から来た言葉で「仕上げる」という意味です。一人の人間を一人前にするということです。
イメージとしては、オードリー・ヘップバーンの「マイフェアレディ」やジュリア・ロバーツの「プリティ・ウーマン」のような感じです。未熟な女の子が教養やマナーを身に付けて魅力的な女性に変身するシンデレラストーリーです。

Michiは長年、大手英会話学校で講師として勤務していました。ある日、ヨーロッパで見たマナーや社交ダンス、所作、教養などを学ぶ花嫁学校のような「マナーハウス」で色々勉強をしたいと思い調べました。ところが、新潟ではそのような学校を見つけることができませんでした。
そこで、勤務の間を縫って東京や関西に通ってそれらを学びました。

そして、勤めていた学校を退職し独立。
カリキュラムやスケジュールに縛られない、受講生様が本当にやりたいことを叶えられるレッスンを受けて頂きたい。英会話が身近で気軽に始められる、楽しく続けられる教室を作りたいなど色々とたくさんの理想があっての独立。その色々はまた後日。

その独立の際に英会話だけでなく、インストラクターの資格を取ったパーソナルカラーやウォーキング、マナーなどを生かし、フィニッシングとして総合的に学べる教室をオープン致しました。
首都圏にはグレース・ケリーやダイアナ・ロスも卒業生というアメリカの学校や某大手航空会社の学校などトータルでフィニッシングを学べる学校が大小様々ありますが、新潟では当ウィルハウスが草分け的存在と自負しております。

現在、ご用意しているのは英会話コースでは、英会話と英語資格試験対策、学校英語、受験英語対策、企業派遣をしております。フィニッシングコースでは、ウォーキング、上手な話し方、パーソナルカラーの3つを軸に、マナーや所作、ブライダル、面接対策などにも対応しております。
教室外でも男性向け婚活セミナーや、クイックカラー診断などでイベント出店などしています。

今回はここまで。また機会を設けて、ウィルハウスの理念や未来について書きたいと思います。
長文、お読み頂きありがとうございました。