新潟和学~津川の山崎糀屋と佐渡の尾畑酒造のコラボ!糀で美しくなる秘訣+エールフランスにも採用された真野鶴で乾杯!

ウィルハウスが案内人のひとりを務めています「新潟和学」のスピンオフ企画第一弾が5月24日開食倶楽部すず季にて行われました。

今回のゲストは津川の山崎糀屋様と佐渡の尾畑酒造様。
まずは山崎糀屋様から糀のお話。糀水なるものを試させて頂き、一瞬でスベスベになって皆さんビックリ!その効果は山崎さんのお肌を拝見すれば一目瞭然です。
その後、尾畑酒造様の看板「真野鶴」で乾杯!
純米吟醸を始めとするそうそうたるラインナップをお持ち頂き、すず季の手の込んだお料理を堪能しました。
竹の子、鯛・・・季節感溢れるお料理はお酒に合うものという心づくしの逸品ばかり。
更に山崎糀屋様から糀の甘酒、糀ニシン、塩辛、浅つきと味噌も戴きました!
お酒にぴったり♪
仕込みの冬場は杜氏さんたちは泊まりこみで作業をするそうです。
その努力と(平島社長曰く)勘の良い杜氏の腕で、内外でたくさんの賞を受賞し続ける銘酒が生まれるのですね。

さて、今回も多くの学びと地元新潟の風土を生かし美味しいものを作り続けていらっしゃる山崎糀屋様と尾畑酒造様の熱い思いに感動しっぱなしの2時間半でした。
とにかく、まずは日本人の体質に合う正しい食文化を次世代に伝え残したいということ。
日本人の体質に合う、というのは昔から伝わる伝統的な食文化のことです。風土に合わせ先人たちが工夫に工夫を重ねてきた知恵の塊。その代表が「発酵食品」です。ポイントは「生きた酵素」だそうです。
山崎糀屋様で作る糀も味噌も、尾畑酒造様の日本酒も酵素が生きているそうです。生きた酵素は腸に届いて腸をきれいにしてくれる。そうすると体温が上がり、冷え性が改善、代謝が良くなり、成人病の予防になり、ダイエットの効果もあり、各種アレルギー症状の改善にも繋がるそうです。もちろん!お酒は飲みすぎてはいけませんよ。昔からお酒は薬でもあったわけですから、ほどほどであれば体にいいのです。手軽に手に入る味噌や醤油などでは生きた酵素は期待できないそうです。また、食品を長持ちさせるために缶詰にしたり、粉末にしたものもNG。酵素が生きている発酵食品は化学的な手を加えなくてもその発酵課程において旨みが増し続けるそうです。だからお味噌や梅干といった食品は2年も3年も持ち、冬場の貴重な保存食となったのですね。

山崎糀屋様も尾畑酒造様もただ、美味しいだけでなく、厳選された材料を使い、手仕事にこだわり、地元風土に合わせ工夫をするなど「安全」であることにもこだわっていらっしゃいます。
こうして作られた食品には旨み成分「アミノ酸」がたっぷり。こういう「美味しい」が大切なのだそうです。この「美味しい」をしっかりと育てること。それが食育。ジャンクフードや出来合いのお惣菜、スナック菓子、インスタント食品ばかりを食べて育った子供たちはそういう人工的な味を「美味しい」と刷り込まれてしまうそうです。これはとても危険なこと。人間が本来「美味しい」と感じるものを「美味しい」と思える食育が大切。それは生きた酵素いっぱいの発酵食品や日本人が伝統的に食してきたものです。簡単に手に入る食べ物には保存料や人工的な旨みを出す化学調味料など危険がいっぱい。それらを摂取し続けた結果がアレルギーや成人病や肥満など。本来の日本人の体質に合う食事をすればもっと元気になるとのこと。

「生きた酵素」と旨み成分「アミノ酸」の話は尽きません。
あっという間に時間が過ぎ、名残を惜しみつつの散会となりました。
今回も参加者皆さまはもちろん、山崎糀屋様、尾畑酒造様、すず季様のご協力なくしてこのような素晴らしい会は催すことはできませんでした。本当に感謝です。この場を借りて改めて御礼申し上げます。ありがとうございました!

山崎糀屋様 http://www.yamazakikoujiya.com/
尾畑酒造様 http://www.obata-shuzo.com/home/

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