新しくなったTOEIC(R)

新潟市東区の英会話教室ウィルハウスのMichiです。

先月のことですが、TOEIC(R)の問題が変わって初めての公開テストに行ってきました。
変更ポイントについては以前のブログでご紹介していますのでこちらをご参考に。

受験してみて思ったこと。
問題のバリエーションが増えて飽きることなく(?)楽しく取り組めました。 リスニングセクションで新しく加わった3人での会話問題では、3人のネイティブスピーカーによる会話がテンポ良く進みます。映像が無いので誰の発言なのか集中&頭を整理しながら聞かないと迷子になりそうです。 ビジュアル問題は問題冊子に印刷された4つの選択肢を読むより楽かなと思いました。

リーディングセクションのビジュアル問題もリスニングセクションと同じように選択肢を読むより簡単に感じました。3パッセージについては、問題文をきちんと読めばどこに書いてあるのか予想できますので落ち着いて取り組めば大丈夫です。

リスニング、リーディング通して感じたことは「意図」を問う問題が増えたことです。
「なぜこのような発言をしたのか」「この発言が含む意図とは何か」「どうしてこのような行動にでたのか」というような問いです。これには英語力とは別の力が必要に思います。実際当校の受講生さまの中にも、言ったこと書いてあることに関しては問題なく解ける - 英文自体は理解している ― のに、言葉にしていない気持ちを想像する、書いてあることの行間を読むといった問題が苦手な方も少なくありません。
これは語彙、速読、文法、リスニングなどの学習とは次元が違いますので、この苦手をどう克服するのかは悩ましい問題です。私の結論としては、まずはとにかくたくさん問題を解くということです。(子供の場合はまた別の対策がありますが。)

初めてのテストは色々と発見があり、楽しく取り組むことができました。

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テスト内容や対策など、細かな点についてはレッスンの中で受講生の皆さまにフィードバックしていきますね。

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