TOEIC®の出題形式が変わります。

新潟市東区の英会話教室ウィルハウスのMichiです。

英語の資格試験として人気のTOEIC®の出題形式が一部変わるそうです。
変更になるのは来年5月のテストから。

リスニングではpart1の写真問題が10問から6問に、part2の応答問題が30問から25問に減ります。
その分part3の会話問題が30問から39問に増えます。part4の説明文は問題数の変更はありません。
内容はこれまでに無かった3人以上での会話やビジュアル問題が追加になるそうです。

リーディングではpart5の短文穴埋めが減り、part6の長文穴埋めが増え、更に選択肢に単語だけでなく文章も加わるそうです。そして何と言っても大きな変更はpart7の長文問題で複数のパッセージを読む問題の数が増え、しかも新しく3つのパッセージを読む問題が追加になることです。

より時代に合ったシチュエーションを問題に盛り込むというのが変更理由になっています。
チャット、グループでの会話、複数ある情報源の関連付けなどだそうです。 難易度や評価スケールの変化は無いそうです。

私見になりますが、もちろん英語能力を測る試験ですので基本的に英単語、英文法、リスニングなどの能力が必要です。ですがそれだけでは高得点を取れないのもこの試験の特徴。
発信者の意図を読んだり(もちろんそれは直接言ったり、書いたりはされてはいません。発言のニュアンスや言外の意図、行間に表れる感情などです。)、アチコチに散らばっている情報を関連付け、まとめ、その次に起こるであろうことを予測するといった力も問われます。そして今回の変更で更にこれらの能力を試す設問が増えるようです。
つまり、言っていることや書いてあることが理解できるという英語力があって、更に読解力や想像力も必須ということです。日本語においてもこのようなことが苦手な場合、英語力ではなくむしろこの壁が大きく立ちはだかります。「そんな~(泣)、純粋に英語力だけではダメなの~。」って嘆く方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、主にビジネスシーンに於いて必要な英語力を測るというこの試験の意図を考えた場合、英語日本語関係なくこういった能力は必要な訳ですから、試験に取り入れるのももっともな話と思われます。

当校でも試験対策に来られている受講生様たちがいらっしゃいます。
単語を覚えたり、文法問題を解いたり・・・それぞれに難しさがありますが、それ以上にこのような読解力を付けることに難しさを感じる方も少なくありません。ホント、これって英語以前の問題なので。ぜ~んぶ書いてあることは理解できる。でも発信者の意図や感情を汲み取れない・・・。確かにこの壁を越えるのはたいへんかもしれませんが、嘆いてばかりもいられません。先ほど書いたように、こういう力を試す問題が増えてしまうのですから!変更に関する公式の発表を受けて、当校でも新しい形式に対応すべく準備を始めます!

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英語資格試験に挑戦!もちろん素晴らしいことです。
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