関西にて。

新潟市東区の英会話教室ウィルハウスのMichiです。

先月になりますが、関西方面へ観光と視察を兼ねて行ってきました。
政府主導の訪日外国人年間3000万人達成に向け、官民挙げての取り組みが功を奏し、ますます多くの旅行客が世界中から日本を訪れています。もちろん2020年の東京オリンピックも追い風となっています。

新潟市でも少しずつ旅行者が増えているようですが、はやり外国人旅行客にとってのハイライトはゴールデンルートと呼ばれる東京~富士山~京都となります。
もし「おもてなし」の機会があるとすれば、やはりこの辺りから押さえなければならないと思い、加えて自身の知識や情報の不足を感じ、関西方面へ出向くことにしました。

行きは電車を乗り継ぐ旅を選びました。思いがけず富山~金沢のわずかな間でしたが北陸新幹線にも乗車できました。富山駅も金沢駅も新幹線と在来線の乗り換えは、ホームの場所がわかっていればさほど時間が掛からず電車や新幹線を乗り継いでもスムーズに移動ができることがわかりました。

訪れたのは日本一大きな湖の琵琶湖や、現存する12天守閣の1つで国宝でもある彦根城を擁す滋賀県、世界遺産や国宝、重文などの宝庫である京都府と奈良県です。

旅を通して感じたのは、やはり中国や台湾、韓国からの旅行者が圧倒的に多いということ。彼らも含めて外国人観光客のみなさんはとても旅慣れているようで、サクサクと観光地を回り、ローカルの美味しいものを食べ、旅をとても楽しんでいる様子が伺えました。

特に京都は日本人、外国人双方の観光客でとにかく混んでいました。主な移動手段であるバスは、清水寺や祇園の辺りではギュウギュウです。道も混んでいてガイドなどで言われている時間よりかなり余計に掛かります。更に広大な敷地を持つお寺や神社では拝観に時間が掛かります。時間には余裕を持って計画を立てないといけません。

滞在中1泊のみですがドミトリーホテルと言われる相部屋式のホステルに宿泊しました。外国人バックパッカーに人気で、安く泊まれる上、宿泊同士の交流や情報交換もできます。私もヨーロッパをバックパッカーしていた時はこのような宿に泊まることがほとんどでした。そんなことを思い出しながら日本ではどんな様子なのか知りたくて泊まってみました。宿泊者は私以外は全員外国人で相部屋となった中国からの女性と親しくお話させて頂きました。日本に居ながらもこのような経験ができるのは良いことですね。

古都のお寺や文化財を訪れ、ちょうど京都国立博物館で開催されていた「国宝展」を鑑賞して、改めて日本の歴史の重みと文化の豊かさに触れてきました。知識として知っていることはもちろん大切ですが、現地で実際に見て、感じて得た情報はもっと貴重です。今回訪れることができた場所は数多くはありませんが、「現場」を体感できたことはとても良い勉強になりました。

英語で伝えるのは日常のことばかりではありません。日本への関心が高まっている今、日本について語ることを求められる機会も増えるでしょう。英会話を学ばれている受講生さまにも、ぜひ日本にも関心を持ってもらい民間大使として世界に日本の素晴らしさを発信していただけらたと思います。

この旅行のために休校しレッスンのお休みをいただきました。受講生さまのご理解とご協力感謝致します。これらの体験も生かして、もっと楽しくお役に立つレッスンをご提供してまいります。今年もあと2ヶ月!年末には「いい年だった!」「たくさん成長した!」と思えるように全力で頑張りましょう!!

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彦根城のひこにゃん
奈良東大寺の大仏
奈良の柿の葉寿司
ドミトリーホステルの部屋