新潟には伸びしろがたくさんあると言える、かも・・・。

新潟市東区の英会話教室ウィルハウスのMichiです。

突然思い立ってGWの連休を使い、久し振りに東京に行ってきました。
政府が音頭を取る「観光立国」への政策、2020年の東京オリンピック、円高・・・インバウンドマーケットの広がりが叫ばれていますが、それを目の当たりにする旅となりました。

「東京に遊びに行きました~」と言う方の多くは、渋谷、原宿、表参道、新宿、銀座、お台場などに行かれるのでしょうが、私たちの場合は少し変わっていて谷中、上野、御徒町、蒲田、かっぱ橋、日本橋、秋葉原などといった渋めの所ばかり(笑)。しかし、そのような場所でも外国人観光客をとても多く見掛けました。

特に上野、御徒町、秋葉原などは日本語より外国語の方が多く耳に入ってくることも。
話題の中国人観光客や見るからに欧米系の白人観光客だけでなく、東南アジア系、アフリカ系、ラテン系、アラブ系・・・あらゆる人種が入り乱れ、すさまじい勢いを感じました。

そして1番驚いたのは、受け入れる東京都民の対応力です。
もう、英語が話せることは特別なことではありません。
流暢に話すということではなく、カタコトでもとにもかくにも英語でコミュニケーションを取らなければ商売にならない所まできています。どこの店員さんにとっても英語での接客は当たり前になっています。
メニューも日本語と英語の2ヶ国語表記はもちろん、店内の案内などは英語、中国語、ハングルを初め、複数の言語に対応しています。

それに比べて新潟はどうか。
県内では上中越のスキー場などは日本人より外国人が多いと聞きますが、新潟市に限って言うと外国人観光客が多いとは言えないというのが現状です。プロモーションが上手くいっていない、人材などのソフトが整っていない、Wifiや交通網などインフラも整備されていないという点など早く解決していかなければ、せっかくのこの大きな波に乗り遅れ、ますます取り残され、勢いづく東京とは格差が広がるばかり。負け組まっしぐらです。

そして1番の問題はみんなの危機感の低さ。東京を始め、京都を中心とする関西圏、福岡、金沢、北海道などインバウンドマーケットを上手に取り込んでいる地域がどんどん潤っていく状況を、正に「指をくわえて見ている」状態。どうせ新潟にはそんなに外国人観光客来ないから対策はしなくても良い、ってこれでいいのか!?インフラの整備やプロモーションだけでなく、そもそも受け入れる側に熱を感じられないというのは残念な状態です。

新潟のポテンシャルは決して低くはありません。あとは受け入れ態勢を整え、効果的にプロモーションをすること。
時流に乗り遅れますます寂れていくのか、真の観光立県として新しい収入を得るか、ここが勝負と思います。

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浅草かっぱ橋。
外国人観光客にも大人気の食品サンプル。日本の技術の高さはやっぱり凄いです。

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