英単語の効率の良い覚え方

新潟市東区の英会話教室ウィルハスのMihicです。

当校の受講生様たちに「どうやって単語を覚えるのか」というアンケートを取ってみました。
1番多かったのは「書いて覚える」という答えでした。
みなさんの場合はどうですか?

質問が簡略すぎていたのですが、実は大切なのは「何のために覚えるのか」です。
基本的に「単語は文章で覚える」のがベストです。一見遠回りのように思えますが実はコレが1番良いのです。このメリットは、1.単語の意味だけでなく使い方も覚えられるので覚えたらすぐに使える 2.その単語だけでなく他の単語、またはその単語を含む定型のフレーズも一緒に覚えられる 3.文法学習にもなる…など。

会話の場合は単語の意味がわかっても使い方を知らなければ、使えない→覚えたい意味が無い、ということになります。文章の中に入れてこそ、覚えたことが生かされる訳ですから「使える」というのは必須です。ですから「文の中で覚えましょう」となる訳です。

一方、受験や資格試験の場合。「使えるほど」覚えた単語は問題を解く上で強力な武器になります。特にエッセイの設問がある英検2級以上、TOEFL(R)、大学入試の2次試験などには必須です。ただ試験の場合は「量」も必要ですので、意味を知っているだけのレベルでも構いませんからとにかくたくさんの単語を知っているというのも対策に必要です。「文章で覚える」ことをしていると多少時間が掛かるのは事実で、量が不足する可能性もあります。ですから試験までカウントダウン!という場合は単語リストや単語帳でひたすら意味だけを覚えることもアリです。

単語を覚えられるかどうかはその単語に何度出会うかに比例します。何度も目にしたり、聞いたり、もちろん使ったりしているうちに覚えます。覚えるには最低6回は出会わないといけないとも言われていますが、私のように覚えの悪い人間は10回以上出会ってやっと覚えるペースです。そして「出会う」ためにたくさんの英文に触れていなければなりません。試験の場合は単語リストを何度も何度も見返すということになります。

つまり、単語は文章で覚える、試験の場合は同時に「量」も意識する、何度も見る、「書いて覚える」は有効ですが、発音しながら書くと効果的。「見ればわかる」単語ではなく「聞いてもわかる」単語を増やすためです。「学問に王道なし」とはよく言ったもので、結局コツコツと努力するしか道はありません。それでも興味のある分野から始めるなど、楽しみながら学習する工夫もできます。楽しく頑張ることが肝心ですね。皆さんの健闘を祈ります!

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