新潟市東区の英会話教室ウィルハウスのＭｉｃｈｉです。
先日、テレビ出演や執筆活動でもお馴染みの竹田恒泰さんの講演会に行ってきました。
２時間半の予定をオーバーして３時間半休み無しでそれはそれはたくさんの話題で盛り上がった講演会でした。
その中で竹田さんがおっしゃっていたこと。かつて日本がドイツやイタリアと同盟を結び、ロシアを信じて愚かな戦争に突入したのは、当時の為政者たちに国際感覚が欠けいて、状況を見誤り、先を読めなかったことも原因のひとつだと。そして今「日本は日本」などと言って一国で好きなようにしていられる時代ではありません。世界中のあらゆる国と上手に付き合っていかなければなりません。日本を取り巻く状況は厳しさを増すばかりです。そのような中で百戦錬磨の外国人を相手に国益を守るには当然、国際感覚を磨き、あらゆる人と繋がり、情報を集め、分析し、先を予測していかなければなりません。
ところが今、若い世代の多くが海外旅行にも海外留学にも関心が無く、海外の人や文化と接し学ぶ機会がほとんどないという状況で、国際感覚を養うなどとうてい叶わないという現実。
このままでは将来こういったことに長けた人材を確保することが困難になることは明白です。（今も既に人材不足と言わざるを得ませんが。）私たちの国の未来を担う若者がこれでは不安が増すばかりです。
私がまだ１０代２０代の頃は、海外に行きたくて行きたくて仕方ありませんでした。しかし、これも時代なのでしょうか、ネットであらゆる情報が得られ、４Ｋ、８Ｋなどという美しいテレビ画面で見る世界の風景はまるで自分も行った気になってしまうほど。また、娯楽の多様化で旅行もその選択肢のひとつでしかなくなったことなど。今の１０代２０代の皆さんの気質もあるのでしょうが、わざわざ海外に行く必要は無くなってきています。とても残念なことです。
当ウェブページ内「語学留学」でもご紹介していますが、留学をしたことは一生の宝物になる素晴らしい経験でした。留学よりも短期になりますが旅行でもたくさんの国で様々な人、文化に触れたことも劣らず素晴らしい経験となりました。「何もわざわざ・・・」などと言わず、１人でも多くの方に日本とは異なる世界を見て来て頂きたいと思います。そして、そのために語学は必須。当校が楽しく上達するレッスンを提供し、海外へ向かう方のお手伝いをすることで、少しでも自分の国に貢献できたら嬉しい限りです。もちろん外交官や政治家になるだけのために必要なのではありません。国際感覚も先を読む力も、当然あらゆるビジネスに共通して必要な能力です。将来のために、どうぞ当ウィルハウスへ語学力を磨きにお越し下さい。
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私が留学をしていたオーストラリア、パースの美しい街並みです。