まずは日本人が日本の伝統芸能を見よう!

新潟市東区の英会話教室ウィルハウスのMichiです。

先月になりますが、能と狂言の公演を見てきました。
能は観世流の重鎮の面々、そして狂言はアノ野村萬斎さんの出演でした。
伝統芸能は「型」を大切にします。
緻密に計算され、訓練された動き、歌や演奏、空間の使い方、衣裳、舞台・・・全てが一体となり何とも言えない特別な「場」を演出していました。しっかりとした「型」の上に築かれる「個性」こそ役者の宝なのでしょが、やはり野村萬斎さんは人を引き付ける魅力と実力に溢れた方でした。 3時間あまりの公演でしたが、あっという間の夢のようなひと時でした。

先日、歌舞伎役者の市川染五朗さんのラスベガスでの歌舞伎公演の様子を追ったドキュメンタリーが放送されました。日本が誇る伝統芸能の歌舞伎とラスベガスの最新の噴水ショーとのコラボ。協力したのは今話題のチームラボ。持ち上がる様々な困難をひとつひとつ越えて見事に華やかなショーを完成させ、ラスベガスの人々を感動させていました。新しい事への挑戦ではありますが、基盤にあるのははやり「型」ではないかと。歌舞伎の基本がしっかりと身に付いているからこその挑戦。染五朗さんの確かな実力があっての素晴らしい舞台でした。

訪日外国人が急増する中、やはり人気は日本の伝統芸能。私の周りの外国人も来日中はせっせとこういったものを見に出掛けていました。一方周りの日本人に聞くと一度も歌舞伎や能を生で見たことが無いという人が本当にたくさんいます。私も以前はこういった伝統芸能に関心が無かったため、外国人に聞かれたときに困った経験があります。自国の文化を話せないないなんてとても恥ずかしいことです。むしろ外国人の方が熱心に勉強をしているなんて。日本に居ればいつでも見られる、と思ってしまうからなのでしょうか。逆を言えば、こういったものに触れる機会は大小いくらでもあるわけです。これらを利用しないのはもったいないことです。機会があればぜひ、一度でも良いので歌舞伎、能、舞踊、雅楽など日本の伝統芸能を生で鑑賞して下さい。

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海外に行くからこそ、学ばなければならない日本文化。
ウィルハウスでは英会話と一緒に学べます。

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