注目の戦後70年首相談話を読み解く。

新潟市東区の英会話教室ウィルハウスのMichiです。

今年は太平洋戦争終結からちょうど70年を迎えるということで様々なイベント、テレビや雑誌の特集など昨年などよりもずっと多く企画されていました。

その中で国内のみならず世界中で大きく注目をされたのは日本の総理大臣が発表する談話でした。
内容の評価は別として、英会話教室らしく、使われた英語からその思いや真意を読み解いてみたいと思います。長文ですのでもちろん全文はご紹介できませんので、初心者さんにもわかりやすく知っておいた方が良いと思えるキーワードをいくつかピックアップしますね。

the 70th anniversary of the end of the war
〇〇周年のときの数字は序数です。~記念はご存知 anniversary を使い、of で繋げます。

bow my head deeply
bow だけでもお辞儀の意味がありますがきちんと「頭を下げて」しかも「深く」頭(こうべ)を垂れることで誠意を伝えようとしています。日常でも謝るときに使えそうです(笑)。

feelings of profound grief and my eternal, sincere condolences
grief だけでも「深い悲しみ・悲痛」といった意味がありますが、それに加えてprofound「深い」も加えています。condolencesには「哀悼の辞」といった意味です。不幸の席などで使える表現です。

aggression
他のinvasionなどと比べて「正当性の無い侵略」の意味もあるこの言葉を使っています。

With deep repentance for the war
repentanceはregretよりも深い痛恨の思いと二度と過ちを繰り返さないという意志も含みます。for 以下を変えて、反省のシーンで使える表現です。

the feeling of deep remorse and heartfelt apology
remorseは「深い痛恨の念、自責の念」にさらにdeepで修飾しています。「こころからのお詫び」はhearfelt apology

heartfelt gratitude
こちらは「心からの感謝」。「心からの~」は色々なシーンで使える表現ですね。

We must not let our children … who have nothing to do with that war, be predestined.
letは使役動詞で「~させる」。must notはとても強い言葉で「~させてはならない」。predestineは受け身で使われて「運命付ける」つまり「決して運命付けてはならない」となります。have nothing to do with は「with 以下に何の関係もない」という表現です。いずれも使用頻度の比較的ある表現です。

proactive contribution to peace
積極的平和外交。proactive は先を見越して積極的に行う様子。contribution は「貢献」。じっとしているとか黙っているとか、言われてから動くのではなく、将来向けて(有事に備えて)積極的に周りに働きかけて、平和に役立っていこうという意思を感じさせる言葉です。

☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ 

ウィルハウスのレッスンではその時にHOTな話題や季節のイベントなどもレッスンに取り入れて、「今」役に立つ学習を提供しております。
まずは3回の体験レッスンでお試し下さい!
お問い合わせはこちら

全文が新聞に載っていました。

olu9wrFjLRbR3yTMFq9BulOEdjBpGZP2AEslyNGKuFA[1]