英会話講師がなぜ和にこだわるのか

新潟市東区の英会話教室ウィルハウスのMichiです。

「新潟和学」新潟、そして日本の誇る味、技、品、人、場所を広くご紹介をすることを目的としたグループです。3人の案内人によって運営をされており、私Michiもその1人として参加しています。 「新潟」や「和」にこだわったワークショップを通じて有名無名を問わず優れた味やモノや技をたくさんの方に体験&堪能して頂いています。 私の新潟和学の活動をご存知の多くの方から「英語」と「和」の組み合わせについてよく言われます。 「なんで英会話の先生が和なの?」

英語=海外というイメージは正解です。 英語を話す。そしてどんどん世界へ飛び出す。私も20歳前後の頃からそうしてきました。 そうやって海外に出て痛感したこと。それは「私は日本人である」ということでした。
こんなちっぽけな存在の私でさえ「日本人」という看板を背負っていることを感じさせられる場面に本当にたくさん遭遇してきました。
そして導いた結論。本当の国際人には、語学や海外の習慣・文化の知識だけでなく自国のことを良く知っているということも必要である。

当校ではレッスンで異文化理解のための時間を設けています。海外の習慣や私が体験したことなどなるべくたくさんお伝えしています。そうやって皆さんが海外へ羽ばたく準備のお手伝いをする一方で、和のマナー、所作といったものをお伝えするレッスンをフィニッシングという括りの中で提供しています。 本当の国際人になるために、正しく日本のことを学んで頂かなければならないと思っているからです。
2000年ものあいだ連綿と積み重ねられ今に伝わる美しい文化、和を重んじる高い道徳心、凛とした立ち居振る舞い、勤勉さ・・・こうしたものを通して日本人としての誇りを持って頂きたい。

「インターナショナル」とか「グローバル」というと、つい外にばかり目を向けて、国際規格や国際的なルール、海外の習慣、マナーばかりを気にする風潮があります。もちろん他国では「郷に入っては郷に従え」で、きちんとその国のマナーを尊重しなければなりません。しかしそれは日本人としてのプライドを捨てることとイコールではありません。否が応でも「日本人」という看板を下ろせないなら、その看板に泥を塗るようなことをしないようにしたいものです。そのために必要なことは、日本人としてのアイデンティティーを確立させておくことです。

真の意味での国際人になるための「和」。大人の皆さまにはワークショップを通じてたくさんの逸品に触れ、専門家から学び、新潟を、日本をもっと知り、好きになって、国際舞台でも堂々とその素晴らしさを誇って頂きたい。私も一緒に学ばせて頂きます。次世代を担う子供たちには礼儀やマナーをきちんと教え日本人としてのアイデンティティーを形成し、同時に国際感覚というものを学ばせることが大切だと思っています。

「和」の先にある「世界」。そこを見据えて新潟和学には私が担当をした英語ウェブページもあります。これからどんどんコンテンツが増えていく予定です。新潟をもっともっと世界に発信していきましょう!
英会話講師がなぜ「和」にこだわるのか、少し謎が解けましたでしょうか(笑)。お読み下さりありがとうございました。

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4月19日(土)新潟和学第4回講座が開催されました。
「日本人なら知っておきたい!感性を磨く日本美術鑑賞の会@旧斉藤家別邸と老舗割烹大直の観桜会~琴の生演奏と雅な遊び投扇興と共に」
ぜひ新潟和学のウェブページもご覧下さい。

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新潟和学英語ページ
http://wagaku-e.jimdo.com/