あなたはコツコツタイプ?ノリノリタイプ?

長く英会話講師をしていると、受講生さまがだいたい2つのタイプに分かれることが見えてきます。
ひとつは「コツコツタイプ」もうひとつが「ノリノリタイプ」です。
それぞれに長所と短所があり、それを理解してご自身がどちらに近いのかがわかると長所を伸ばして、短所を避ける効率の良い学習に繋げることができます。

今回は「コツコツタイプ」について書きます。
「コツコツタイプ」は文字通りコツコツと目標に向かって努力ができる人です。
こと語学学習においてはこの「コツコツ」とした努力は必須です。
単語を覚える事、読解力を高めること、発音練習…地味な作業を黙々と続けていくしかありません。
これができるという事はそれだけで素晴らしいことです。
間違いなく目標に向かって進んで行くことができます。
私は当教室で、ずっとコツコツと努力を続けて来られた受講生さまが着実に上達していく姿をたくさん見てきました。
努力は絶対に裏切らないということを信じることができます。

では「コツコツタイプ」の短所とは?
ひとつは進む道が間違っているとその努力が、結果としてプラスにはなるのですが、遠回りになってしまうこと。
今克服したい弱点は何なのか、どんな方法で学習するのかが合っていることが肝心です。
客観的にそれらを見極めて、様々な学習方法から何が良いのかをご提案するのか講師の役割です。
そして時々軌道修正が必要になります。定期的なカウンセリングが必要な理由です。

2つめはできなかった時の自己嫌悪感が強いこと。
決めた時間に決めたことをしたいのに、ちょっと疲れた時にできなかった。
これが続くと「私はダメだ」「やっぱり私には無理だ」と必要以上に自分を責めてしまうのです。
私はいつも受講生さまにお伝えしています。「自分を責める必要は全くありません。」
できなかったという事実を淡々と受け止めて、じゃあどうすれば良いのかをご一緒に考えましょう。

3つめは結果が感じられないと迷いが出てしまうこと。
前述したとおりコツコツできる人は間違いなく力が付いています。
にもかかわず、その努力に対して「これくらいはできるだろう」というご自身の理想と現実のレベルに差があると落ち込んでしまいます。
正直に言います。
初心者レベルでスタートした方が週に1回教室に通って、30分~1時間程度の自宅学習を週に2-3回したところで半年位でペラペラになることはありません。
語学学習は年単位で取り組んでください。
逆に「1年でこれくらい話せるようになりたい」という時間的目標があるのならば、必要な時間数と期間から計算すれば1日何時間勉強すべきなのかがわかります。
通学回数も自宅学習もご自身のペースで進めていけば良いのです。

コツコツタイプの方はそのままコツコツと頑張って下さい。
間違いありません。
ただ時々軌道修正はしましょう。
理想通りいかなくても落ち込まないで下さい。
できないことよりできるようになったことを確認しましょう。

次回は「ノリノリタイプ」について書きます。