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節分。

節分は季節の節目で四立それぞれの前日を言いますが、春が始まる立春前日の節分を特にお祝いをし、節分と言えば春の節分を指すようになりました。立春が1年の初めの日だとすると節分は大晦日。豆まきは元々1年の最後の日に厄払いをする行事から始まったものです。

<豆まき>
その年の年男(その年の干支生まれの人)か家長が鬼になり「福は内、鬼は外」と言って炒った大豆を撒いたものですが、現在は誰かが鬼になって(父親が多いようです)、鬼に向かって家族が豆を投げることが一般的です。このときに投げる豆を「福豆」と言います。炒った大豆ではなく落花生を投げる、「福は内、鬼も内」と言うなど、地域によって様々な風習があるそうです。
鬼の姿にも意味があります。「鬼門」とは北東を指し、十二支の方角では丑と寅に当たります。なので鬼は丑の角を持ち、寅柄のパンツをはいています。この方角の反対にあるのが戌と申と酉です。桃太郎の鬼退治のお供はこの3匹でした。
豆は年の数+1つ食べると1年間健康でいられるそうです。高齢の人はそれほど豆を食べきれないので豆に熱いお茶を注いだ「福茶」を飲みます。

<恵方巻き>
江戸末期に大阪の商人たちの間で始まったとされる風習で、2000年前後にセブンイレブンが全国に広めたと言われています。
その年の恵方を向いて太巻きを食べると縁起が良いとされ、食べ方の作法もあるようです。
1人1本の太巻きを一度口を付けたら離さず、しゃべらず一気に願い事をしながら食べるように、
ということです。具は七福神にちなんで七種類または5種類にご飯と海苔を加えて七種類にします。

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ウィルハウスレッスン教室の可愛い鬼たちです。

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睦月の暦。

年が改まり早10日。1月中~後半にかけての行事などを簡単にご紹介します。

<11日・鏡開き>
無病息災を願い、お供えの鏡餅を食べます。刃を使うのは縁起が悪いとし、切らずに木槌で叩き割ります。また「割る」も縁起が悪いので「開く」と言います。とは言ってもとても硬くなっていますから色々と大変。近年は真空パックになっているので湯煎したり、レンジでチンしたり・・・それぞれの方法で工夫してみてください。

<13日・寒九>
小寒から9日目の日を指します。ことのほか寒さが厳しくなる頃ですが、そのため水の中の雑菌が少なくなり澄んで美味しくなると言われています。「寒九の水汲み」と言って、お酒の仕込み水をこの日に汲みに行く酒蔵もあります。

<15日・小正月>
お正月に忙しく働いた女性が一息ついて里帰りするのが小正月で「女正月」とも言われます。多くの地域で「どんと焼き」が行われます。やぐらを組んでお正月飾りや書初めを燃やし、立ち上る炎と共に年神様をお返しします。火が高く上るほど書道が上達するといわれます。またその火でするめなどを焼いて食し、無病息災を願います。

<16日・薮入り>
小正月も終わりようやく住み込みの奉公人や嫁いできた嫁が実家へ帰る事ができる休日のことす。江戸時代に広がった風習です。その頃は奉公人に定休日などありませんでしたし、嫁も実家に帰ることはままなりませんでした。藪入りだけが大手を振って家に帰ることができる日だったのですが、7月16日が夏の薮入りと年に2回しかありませんでした。

<20日・大寒>
暦では小寒から立春の前日までが冬です。大寒はちょうどその真ん中に当たる日で最も寒い頃になります。この頃にお味噌やお酒などの仕込みが始まりますがそのことを「寒仕込み」と言います。また、寒中水泳や寒中稽古などのように敢えて寒さが1番厳しい頃にすることも行事化されています。

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まだまだ年は明けたばかり(?)。ウィルハウスでは受講生さまたちに毎年恒例のお年始をお配りしています。

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冬至。

今年も残すところ10日ですね。
間もなく「冬至」がやってきます。

寒~いこの時期に柚子湯で温まるのは本当に嬉しいひと時です。
楽しくも忙しい年末年始を控えて風邪を引いたりしないように、そして体を清める意味もあって柚子湯に入ります。

冬至には「ん」の付く物を食べると良いと言われています。
その代表が南瓜=かぼちゃです。
かぼちゃにはカロテンが多く含まれていて風邪予防にはもってこいです。
あと、この季節であれば銀杏やれんこんも美味しいですね。

古くから冬至を境に弱まった太陽が再び力を取り戻す再生の時でもあるととらえられてきました。陰が陽に転じる日、この日から運気がどんどん上がります。

迷信と言ってしまえばそれで終わりですが、先人たちの知恵を侮る無かれ。
心を込めて、願いを込めて冬至を楽しみ、輝かしい新年に向けて駆けて行きましょう。

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おいしい温泉へ。

月刊新潟Komachiの巻頭特集「おいしい温泉へ」にて、マナー監修をしました。
温泉旅館に宿泊の際のマナーについて、編集部より戴いた質問に答える形でお手伝いをしました。
マナーといっても難しく考えず「人の迷惑にならないか」「周りの方も気持ちよくすごせるように」ということを心がけていれば、おのずとどのように立ち振る舞えば良いのか見えてくると思います。
特に温泉にはリラックスをしに来たのですから、あまり肩に力を入れずにゆったりと過ごして下さい。

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今さら誰に聞いて良いかわからないマナー。恥ずかしい思いをする前に当校でしっかりと身につけましょう。
まずは無料の入学前カウンセリングのご予約を!

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立冬。

昨日は立冬でした。
暦の上ではいよいよ冬です。
平地でも紅葉の見ごろはそろそろ終わりのようです。
ひと雨ごとに気温が下がり、やがて雪へと変わっていきます。
願わくばもう少し小春日和といった温かく穏やかな秋を過ごしたいところですが・・・。
でも確実にやって来る冬に備えて温かい洋服や寝具を出したり、暖房の準備をしたり、タイヤを交換するタイミングを図ったり・・・少しずつ準備を整えていかなければなりませんね。

12月は忘年会やお正月の準備などで忙しくなります。
しかも風邪を引いたりインフルエンザにかかったり、と体調を崩す方も。
バタバタと忙しくなったり、宴会続きで体調を崩す前に(?)、今から少しずつ冬支度に取り掛かりましょう!

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日本の歳時を学ぶと、毎日が一層豊かで楽しくなります。
まずは入学前無料カウンセリングのご予約をお気軽に!

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